北海道旅行 その②
こんばんは。
月初めにはいつも同じことを書いているような気がしますが、もう6月ですね。
最近雨の日が多くて、梅雨らしい天気だなぁと思っていたんですけど、
北陸って、まだ梅雨入りしてないようで…
ま、それはさておき北海道旅行の続き、銭函駅を出発して
日本海沿いを東というか北へと進みます。
.
新千歳空港では降っていた雨が銭函駅に着いたころには
止んでまして、「やっぱり普段の行いがいいんだねぇ」って
思ってたら、再び雨が降り出し、本降りとなりました
予報だと雨のち曇り。天気は回復するはずだったのに、
「やっぱり普段の行いが…」
国道231号線をひた走ってやってきたのは石狩市の厚田
目の前に海が広がり、潮の香りも感じられるんですが、
いかんせん、雨なんですぐに出発。
近くには「恋人の聖地~厚田公園展望台」なるものがありますが、
ま、オイラには関係ないですからね
ってことでスル~
当初予定では増毛、留萌まで北上してJR留萌線に沿って
深川へと抜けようと思ってたんですが、どうも時間的に
きつそうになってきたんで、厚田から少し進んだところで
引き返し、厚田から道道11号線で美唄へと抜けることに
変更。
引き返すところで撮った写真。相変わらず雨が降ってます
道道11号を美唄へと向かう途中、道の真ん中にキツネ君を発見。
危ないんでスピードを落とすと、何を思ったかこのキツネ君、
こちらへと寄って来るんです。で、「えぇっ」って止まると、
車の下に潜り込んで見えなくなってしまいました。
轢くといけないんでゆっくりと走りだすと、ミラーの中に
必死に追いかけてくる姿を発見。再び止まると、運転席の
横に来てこちらを見つめてきます
そんなに見つめられても何もでてきませんよ
ってことで「車に気をつけや」と言って(もちろん通じませんが)、
その場を去ったんですが、道路なんかにいて、しかも
車に近づいてきたりなんかしてたら、そのうち事故にあって
しまうんじゃないかと心配になります。
そのあとは順調に走って、美唄インターから道央道と旭川紋別道を
利用して上川層雲峡インターまで一気に進みます。
美唄辺りではまだ桜の花が咲いていました
上川層雲峡インターからは国道39号を南下。
有名な観光地の層雲峡を通りますが、時間がないのでスルー。
途中で国道273号線に入ってさらに南下。
三国峠へと向けて上っていきます。
まだ雪が残ってます
確か車の外気温度表示は10℃くらいじゃなかったかなぁ。
やっぱり北海道はまだまだ気温が低いです。
三国峠
雨も降り、霞んでいて景色はイマイチですね
峠を越えて、今度は帯広方面へと下っていきます。
なんか異常にシカが多くて、何度も見かけました。
そして途中で寄り道したのが「タウシュベツ展望台」
そうなんですよね、今回の旅の一番の目的が
タウシュベツ川橋梁を見ること
今まで3回チャレンジして一度も見ることができなかった、まさに”幻の橋”
1回目は2009年の夏。完全に水没
その後、水位が下がって橋が見えるようになってきているとの
情報を得て、同じ2009年の秋に再チャレンジ。
しかし行った時には再び水位が上昇して水没
しかも下の写真のように霧が濃く、その状況すら見えません。
そして2010年6月に3度目のチャレンジ。
訪れる2週間前まではほぼ全体が水の上に見えていたのに、
一気に水位が上昇して、やっぱり完全水没…
(3度目のチャレンジの旅の様子はこちら)
そしてそして4度目のチャレンジとなる今回は水没していない
という情報を事前に仕入れていたので、ようやくその姿を
見ることができる~
わくわくしながら、国道から200m程歩いて展望台までやってきました。
あたり前なんだけど、そこには当然のように橋がありました。
雨で霞んではいるものの、ようやくその姿を自分の目で
見ることができました
なんだかとても静かな森の中の展望台からしばし橋の姿を
眺めた後、ここから近い糠平温泉に宿泊。1日目終了です。
(続きます)
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コメント
この物悲しげな狐、、、写真みているとこっちもウルウルしてしまいそうです…
1日でかなりの距離移動されたのですね。俺も層雲峡まで1日目行ってますが、これだけ色んな所を巡って糠平まで行かれたのはすごい!
タウシュベツ川橋梁、初めて聞きましたが4回目にして見れた、と言うことは相当珍しい橋梁なんですね。
投稿: 大樹 | 2011年6月 2日 (木) 00時37分
やはり予想通りサプライズの旅ですね。
キツネの写真とてもいいです。
エサが欲しかったのかしら?
シャッターチャンスがいいので
引き伸ばして飾っておきたいような・・・
橋を見るために北海道とは大変ロマンがありますね。
層雲峡も糠平も行きましたのに橋のことは全く知りませんでした。
でも、糠平温泉は48年も前でしたから、そのころはまだなかった
でしょうね。
投稿: matsubara | 2011年6月 2日 (木) 17時27分
大樹さま
キツネの写真、雨にぬれているので余計にもの哀しげに見えます。
この日の走行距離は約380kmでした。福井からだと岡山くらいまで
行けてしまう距離、って考えると確かにかなりの距離ですね。
タウシュベツ川橋梁は糠平ダムのダム湖畔にある橋で、ダム湖の
水位によって水没して見えないこともある橋です。
今まで見れなかったのは、単に運がわるいだけっていう
個人的な問題なだけかもしれませんが
投稿: Junjiro | 2011年6月 2日 (木) 22時34分
matsubaraさま
そうですね、たぶんエサが欲しかったんだと思います。
鳴くでもなく吠えるでもなくじっと見つめられると、
なんか連れて帰りたくなりそうでした。
この橋はぜひ見ておきたかった橋でしたので、ここを目的に
旅行を計画して、ようやく見ることができました。
この橋自体は70年ほど前に鉄道橋として造られ、55年ほど前に
ダム建設による線路付替えで廃線になって、橋だけがダム湖に
取り残されたという歴史があります。少し前ころから廃線跡歩き
などが一般に認知されるようになってこの橋も注目されるように
なってきたんじゃないでしょうか。
投稿: Junjiro | 2011年6月 2日 (木) 22時53分
銭函から雄冬・増毛・留萌と走ると、素晴らしい絶景が見られたかも…?ですが、お天気がこれではダメだったかな?
キタキツネ、見た感じまだ子供のようですが、車で旅している観光客に慣れてしまったのでしょうね。きっと、何か貰えると近づいてきたのでしょう。でもそれはキツネが悪いのではなく、人間のせいですからネ (^_^;;
それにしても1日でずいぶん走りましたネェ (゚o゚)!北海道の高速や国道は、かなり飛ばせますからネェ (^_^)!
然別湖は行ったことがあるのですが、糠平湖は記憶にない…から、行ってないと思います。
投稿: 慕辺未行 | 2011年6月 2日 (木) 23時24分
慕辺未行さま
この増毛や留萌へと向かう海岸沿いは今まで全く近寄ったことがなかったんで、
楽しみにしていたんですが、あいにくの天気で、しかも時間がなくて堪能できませんでした。
たぶんこのキツネは人間から食べ物を貰った経験があるんでしょうね。なので人間を
見ると近づいて来たんでしょう。
然別湖は観光地になってますけれど、糠平湖はダムによる人造湖ですし、観光地という
感じでもありませんのであまり知られていないかもしれませんね。
投稿: Junjiro | 2011年6月 3日 (金) 00時41分
キツネが、普通に見られるとは、
さすが北海道ですね!
しっぽファサファサで、かわいいですね。
こんな目で見つめられると、
ホント、連れて帰りたくなりますね。
そして、シカもいっぱいいるとは!
以前、尾小屋で野生のシカを始めてみましたが、
北海道のシカの方が、なんだか凛々しいですね。
キツネもシカもカメラ目線ですね。
投稿: みるみる | 2011年6月 4日 (土) 00時26分
みるみるさま
野生のキツネやシカがふつうに見られるというのは
やっぱり北海道って感じですね。でもその分、
車の運転は気をつけないとですね。
カメラ目線の2匹。キツネは何かを懇願するような目で、
シカは警戒心いっぱいの目ですね。警戒しているってのも
あってか、確かに凛々しい姿です。
投稿: Junjiro | 2011年6月 4日 (土) 21時40分