鹿児島離島の旅 2018春~その③
昨日、今日は暖かかったですね。
昨日は北陸地方でも春一番が吹きました。というか吹き荒れていました。
ただ、暖かい&風とくると、あいつがやってくるんですよねぇ、花粉・・・。
花粉情報ではまだ北陸は「少ない」ですが、「東海北陸地方」としてテレビで
放送される天気予報を見ていると、東海地方はすでに「多い」や「非常に多い」
になっていて、もう本格的な花粉シーズンなんだなと憂鬱な気分になります。
さて、前回は与論島を訪問、フバマでのんびりしてヨロン駅で
海上鉄道に思いをはせていましたね。(前回の旅日記はこちら)
与論空港に戻ってきて、さらに旅を続けます。
この旅4つ目のフライトはJAC3856便の沖永良部空港行き。
飛行機までは歩いて行きます。
使用機材はSAAB340B(JA8642)
JACのSAAB340は2019年に退役してしまったようですね。
定刻より少し早く出発し、14:12に南東方向のR/W14から離陸します。
離陸後もそのまま南東方向へ進みます。
島の南東、赤崎海岸や赤崎灯台の横を
経由して針路を北へとむけて沖永良部島を目指します。
赤崎海岸付近
与論空港から沖永良部空港までは時刻表で25分。
14:12に与論空港を離陸して3分後の14:15には
”着陸態勢に入りました。背もたれとテーブルを
元の位置に戻してください。”のアナウンス。
と言われても、そもそも背もたれとかテーブルを
動かすタイミングすらないんですけど(汗)
ということですぐに眼下に沖永良部島が見えてきます。
島の南西、知名港付近
このまま高度を下げて行き、島の東の端にある沖永良部空港の
R/W04に14:19に着陸。
この便の飛行時間はわずか7分ほど。ブロックタイムでも19分でした。
ということで沖永良部空港(えらぶゆりの島空港)です。
これで「国内77空港利用チャレンジ」は62空港目を達成です。
先に訪れた与論島もですが、観光目的ではなく空港利用チャレンジで
の訪問ではありますが、せっかく来たのにどこへも行かないというのは
もったいないですし、ノルマのために来ているみたいで楽しくないので、
ちょっとだけでも観光はしたいですね。
次のフライトまでは2時間以上あるので、歩いて行けそうな場所
として空港から2kmほどのところにある「フーチャ」を目指します。
風景を眺めたり写真を撮ったりのんびり歩いて、
空港から40分ほどかけてフーチャに到着。
上の写真にある「奄美群島国立公園」は2017年に指定された
最も新しい国立公園だそうです。
案内には括弧で「潮吹き洞窟」と書かれていて、風の状況に
よっては20-70mもの潮を吹き上げるそうです。
70mって想像できないくらい迫力あるでしょうね。
観光客の立場ではぜひ見てみたいと思ってしまうのですが、
飛び散る海水によって農作物に被害をもたらすようで、
同じようなフーチャ4カ所のうち3カ所は壊されたそうです。
自由に歩き回れて、大きく口をあける穴をのぞき込むような
ところまで近寄ることもできます。
70mの潮なんてなくても、これだけで十分大迫力です。
穴の大きさと海面までの高さにちょっと怖さを感じるほど。
空港から歩いて行ける場所というだけの理由で訪れましたが、
来てよかったと思った場所です。
周囲はごつごつとした岩肌の海岸が続いています。
これほどの場所なのにオイラの他には他に誰もいないのが不思議。
他に人がいないのでこの迫力ある造形や広い海を独り占めします。
次のフライトまではまだ時間がたっぷりあるので、岩場に座って
しばらく海を眺めて過ごします。
与論島で訪れたような砂浜もいいですし、このような断崖絶壁の
ような海岸で海を眺めるのもいいですね。
と、しばらく海を見ていると、何やら海に浮いているものが
よく見ると、ウミガメじゃないですか!
まさかウミガメを見られるなんて思っていなかったので、ちょっと感動。
なんなのこの場所、めっちゃ素敵!!
もう感動しっぱなしで、結局45分ほど滞在してしまいました。
さてそろそろ空港に戻らねば、ということでちょっと遠回りに
なりますが、海岸沿いを通って空港に戻ります。
沖永良部空港に戻ってきてこの旅5つ目、本日最後のフライトは
JAC3808便で鹿児島に向かいます。
使用機材はATR42-600(JA02JC)
定刻の17:00に出発、17:04にR/W04から離陸
右旋回をして、沖永良部島とその東の端にある空港を
見ながら高度を上げていきます。
鹿児島空港までは1時間15分。
往路と同じように機窓には島が見えることがありますが、
どの島かがわからない・・・。
そんな機窓を眺めているうちに鹿児島空港が近づいてきます。
そして18:15に鹿児島空港のR/W16に着陸。
この日の予定はこれで終了。
翌日も島を訪問しますよ。
(つづく →その④)
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